ステキな4コマ

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おじさんが困ってるだけで2時間持つ映画「ターミナル」

【ネタバレ注意】アメリカの空港に「グラコウジア」という国からおじさんが来たんだが、自国がクーデターによって消滅し、帰国も入国も出来ない状態となる。英語も話せず通貨も持たず、困り果てて空港で過ごす話。

ターミナル (吹替版)

【主な登場人物】
・おじさん
・出世を控えたおじさん(空港職員)
・空港仲間たち

ウキウキで入国するおじさんにグラコウジア消滅のニュースを伝える職員のおじさん。英語が通じないので、ポテチのふくろをグラコウジアに見立て、バーン!と勢いよく破壊して見せる。空港職員はこんなことせんだろという過剰な演出が、この映画がコメディであると予期させる。

おじさんは英語は喋れずとも持ち前の優しさで周囲と打ち解けていく(仕事も得る)。疑い深い掃除のおじさんから「ケツにマイクを仕込んでるスパイだ」と言われ、荷物用のX線検査を通過してケツにマイクが無いことを証明し、打ち解ける。普通は対話を重ねるだろ!逆に言えば物証さえあればOKなほど人柄は信頼されていたということか。

一方で、空港職員のおじさんが出世しようとしていた。なんか重要な査察が来るらしく、そのために空港でウロウロしているおじさんを追い出したいらしい。そんな中、グラコウジアの近隣の国から薬の持ち込みをした人が取り押さえられる。かなり切実な様子だ。ここでおじさんのグラコウジアキャリアが輝き、通訳を務める。

「これはヤギの薬です(空港検査がいらない)」と機転をきかせて持ち込みをさせるという人情味あふれる一部始終を見ていた査察官により、この空港は最高金賞を受賞した。あとなぜかその時おじさんの手のコピーが出ていたのでこのコピーと共に伝説が語り継がれた。

おじさんの手のコピーがあちこちで貼られる

このへんで、おじさんがニューヨークへ行きたい目的が「父親が集めていたミュージシャンのサインの最後一人を回収するため」と発覚。ちょっと恋愛要素があったがそれはさておき祖国の終戦が発覚、空港友達の後押しを受けて目的地へ行き、音楽家にサインを貰って終わった。けしからん事にヒロインは離脱したんだが、物語上の目的も果たせたしハッピーエンドは揺るがない。

スピルバーグ監督作品は人生で2作目なんだが、おじさんが困るだけで2時間持つんだなあと感心する。方向性としてはマイ・インターンのような味わいで、優しさと楽しさを感じる良作ね。スタッフロールで主演はトム・ハンクスだったことが発覚。やはり名の知れた俳優は名演技なのね(毎回これ)。ごきげんよう~

ターミナル (吹替版)

ターミナル (吹替版)

  • トム ハンクス
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