ステキな4コマ

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ジュリーのエッセンスを求めて「沢田研二と阿久悠、その時代」

今日は本の話ね。【ネタバレ注意】いつものように沢田研二のカラオケを歌い終わり、やりきった顔で画面を見るとだいたい「作詞:阿久悠」の名がある。そんな折、この本があるではないか!沢田研二みたいになりたい私としてはエッセンスを獲得する大チャンス。

沢田研二と阿久悠、その時代

この本は、記者である著者がいろいろ取材して沢田研二に関する証言や文献を集めて考察した本のようだ。キレイでセクシーでキザ、時に不埒なジュリーはどのように作り上げられていったのかが書いてある。沢田研二はとにかく義理堅く、結果主義で、人から見た自分が面白くなるように色々と考えを巡らせていたという。沢田研二で検索すると「義理堅い」って関連検索も出てくる(Googleも太鼓判)。

代表曲「勝手にしやがれ」の誕生秘話も。なんか見せなきゃいけない1日前で作曲が行き詰まっていたらしいが、あのイントロ「タタンタタンターン」が作られたら、その後はスムーズに音が乗ったのだそうだ。歌詞にある「ア」の全てに1音ずつあてはめてあるのもポイントだ。

沢田研二はその「ア〜」がうまいという話があって、あらためて「勝手にしやがれ」を聴いてみると、たしかに!!何百回も聴いているけどさらに曲への解像度が上がったわ。いつも後半のア~は消化試合みたいに思ってたが気を抜かずに歌おう。

当時、パナマ帽を投げるのが大流行

個人的なハイライトは謹慎のきっかけとなった暴行事件のところなんだけど、「沢田研二には少林寺拳法の心得があって、因縁をつけてきた相手のタマ●ンを掴んで手強さを見極めようとしたことで殴り合いになった」という話だった(ただしソースは週刊誌)。

結局こういう変な話に引きずられてしまって阿久悠エッセンスがあまり収集できていなかったが、それぞれの曲に込められた意図や時代背景も解説されていて興味深かった。沢田研二の映像とか情報がそれほど多く出回っていない中、貴重な本で面白かったわ。ごきげんよう~