【ネタバレ注意】メインビジュアルを見て、てっきりアン・ハサウェイ(役名ジュールズ)が主役と思いきや、となりのお爺さん(ベン)だった!しかもそっちがインターンかい!(予備知識無し)
引退して妻にも先立たれた紳士が一念発起して応募、バリキャリ女性が立ち上げた企業にインターンとして入り、周りを元気づけていく友情の物語。これだけ聞いてもあんま楽しそうに感じないと思うが、これで面白いのがマイ・インターンの凄さ。
特に感じるのはテンポの良さ、ジェネレーションギャップという観点。ベンはクラシックなスタイルを得意としてメンバーをサポートする。知らないことは進んで学び、知っていることは教え合う構成で、基本的に登場人物は全員が明るく前進していく。
一番の笑いどころを一番重いところに持ってきたのもすごい。なんとジュールズの旦那・マットの不倫が発覚したのだ!下半身の不祥事を許さないタイプの私はマットに厳しい眼差しを向ける。
ところがジュールズは「このまま追求して離婚したら一人でお墓に入るのが怖い」。怖がるところそれかよ!さらに「自分のお墓に一緒に入りましょう、スペースならあります」とベンに言われる始末。
ちゃんとエンディング間近で改心した旦那から自白と謝罪がなされたのでまあまあ良しとしよう(やや不服)。最後はもちろんハッピーエンド。ジュールズも危機を乗り越えて自分のやりたいことを選び取る。これぞ努力・友情・勝利(ジャンプ)!見終わった後は、優しい心を大切にして善良に生きようと思ったわ(実態はともかく)。これは名作!
あとでAmazonPrimeのページ読み返したらこのベンこそがロバートデニーロだったわ。やっぱり名の知れた俳優は名演技なのね(至極当然)。それにしてもスラスラとあらすじを書けているあたり、この映画の分かりやすさがうかがえる。ごきげんよう~