今日は東日本大震災関連だが暗くない話を。今年は東日本大震災から十三回忌にあたるので、あらゆるメディアでの特集がでかいようだ。当時、うちも親族も大した被害はなかった。停電したり断水したり床にモノが落ちて保険が降りたりしたくらい。311になると家族で話題にのぼるのは「石油ストーブが素晴らしかった」という話。備えるべきスタンダードなやつ(簡易トイレとか)は他でもいろいろ聞けそうなので、我が家からのおすすめ、石油ストーブについて伝えたい。以前、葬式で助六が出ると地味に体力が削られる話をしたが、これと同じで温かいご飯というのが本当に大事。
3月11日って年によって暑いか寒い日か全くわからないという季節の変わり目なんだよね。当時は雪が降るような寒さだし、2023年は20度近いし。とはいえ、夜は一桁になるので、電源不要の石油ストーブがあると、停電しても暖を取れるし上の部分で煮炊きできるので良い。こういう停電したときに冷蔵庫の棚卸しは行われるものだ。鍋に冷凍ごはん、トマト、チーズを入れてみんなで食べていた(うまい)。↓石油ストーブはこんな感じ。
結局、停電は1週間、断水は10日程度だった。しばらくは太陽の光と共に起きては眠る生活をし、購入して読んでいなかった「そして誰もいなくなった」を読んだりしていた(おもしろい)。あとは風呂に入りたい気持ちが大きかったので、妹と「風呂に入りたい」という主題で即興で歌ったりしていた。こうやって明るくに暮らせたのも温かいご飯のおかげ。胃の疲れは体力と精神にも関わるので、石油ストーブ以外の方法でもいいので優先度高く労りたいところだよね。ごきげんよう~