ステキな4コマ

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台風<大雪<羽生結弦 の話

宮城県民が台風・大雪と同様に気を配らなければいけないこと。それは羽生結弦である。これらは3つとも交通などに強い影響を引き起こす。

3.11に羽生結弦がアイスショーを開催するのだ。かなりの人が会場に見に来るだろうから、この辺にはもう近づけない前提で休みの予定を組んだ方が良いと家族で話していた。皆が利府に大挙して押し寄せ、グランディ21で豆のような羽生結弦を見るわけだ。サッカーをやるようなところなので、会場が大きく客席が遠いのだ。オペラグラス必須。

怖いのは羽生結弦の知名度。私でさえ知っているばかりか、ばーちゃんも羽生結弦の新聞切り抜きを壁に貼っている(手を広げた大きい写真のやつ)。ボクシング選手の名前しか知らない老人でもこれなので、相当な知名度を持っている。黒柳徹子とともに東和薬品のCMに出演していることから、見込まれる羽生結弦の購買層の濃さに戦慄した。購買層の羽生結弦への想いが強いうねりを伴って利府・仙台周辺に接近することになる。

以前の嵐のコンサートがある時もすごかった。「宮城県は人が少なくて、経済が回らないから発展させてほしいよね」みたいな話を聞いたりするが、発展するとはこういうことなのだと思い知らされる。車社会が前提であることも問題だろう。その環境の中で、この知名度の芸能人のコンサートをさばけるキャパシティやファシリテーションを見せないとバリューチェーンがエクスプロージョンしちゃうのよね。

宮城(というか東北)は、ものすごいランドマークや観光地があるというよりは住んで心地よい場所なので、「旅行といえば宮城」とはなりにくいだろう。ところが、羽生結弦やサンドウィッチマンといった東北ゆかりの強烈なキャラクターが人を呼び寄せてくれるようになった。今回のプログラムは10,11,12の3日あるそうなので、数日見る人は宮城に滞在してゆっくり過ごして良さを知ってもらえるのではないだろうか。お土産が決まっていないなら支倉焼がおすすめ。ごきげんよう~!