ステキな4コマ

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蝶が大英博物館レベル!「カメイ美術館」

カメイ美術館 外観

宮城県民にとってカメイといったら灯油屋さんのイメージ。その正体は商社らしい。そんなカメイが美術館を持っているという。しかも仙台駅から徒歩6分くらいの距離。それを知ってたまげた私は早速駆けつけた。訪れてさらにびっくりしたのが、ここは蝶に特化した美術館だったのだ。ビルの2フロア分と小規模で入館料は大人300円。

常設展は絵画と蝶の標本とこけしだが、ここはなんと言っても蝶である。階段を降りてすぐに、なんか丸いのがいっぱい書いてある絵がすごかった。なんと、これぜんぶ本物の蝶の羽である。

なんか丸いのがいっぱい書いてある絵

創業者一族の亀井文蔵が収集した蝶の標本約14,000頭がある。東西南北の帳の標本が、展示されており、羽の形が異常などのメモも標本と一緒に書いてある。蝶と蛾の違いは明確にすることは難しいとかの豆知識も。大英博物館とここにしか無いという貴重な蝶の標本もある。

蝶の常設展示

蝶の標本

訪問時の期間限定展示は蝶の切手コレクション(こちらは撮影不可)。九州沖縄サミットとかの記念のものや「郵政省」と書いてあるものも。ホログラムで羽ばたいているように絵が変化するやつとかもある。「チャネル諸島ジャージー」という聞いたことも無いような地域の切手も。フランスとイギリスの間の島らしく、勉強になった。切手に書かれた金額も15000とかまである。すごいデフレしている国があるんだなあ。一番気に入ったのはミクロモンスターズという切手。シート地に蝶の羽を6,000倍に拡大した模様が印刷されている。なんと、蝶の羽は穴が開いていてスカスカなのだ。

もちろん私は大英博物館に行ったことがなかったのだが、蝶に関しては大英博物館に行ったことにして良いな~などとしょーもないことを考えていた。この美術館にはカフェがないので、仙台駅方面の近隣のカフェを利用するか仙台駅まで戻ってお茶をするということになりそう。ごきげんよう~