ステキな4コマ

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「岸辺露伴は動かない展」に行ってきた

「高橋一生」という役者の名前を覚えたのは、この作品のおかげだった。ふだん役者の名前に全然興味がないので、他に知っているのはパタリロを唯一演じられる人類「加藤諒」のみ。

ある日、実家の茶の間で寝転がっていたところ、NHK仙台で「岸辺露伴は動かない展」をやっていると知り大至急駆けつけた。途中の阿部蒲鉾店でひょうたん揚げを食べてから大至急駆けつけた。

NHK仙台放送局

なるべく暇そうな日の暇そうな時間帯に行くようにしたので、会場はガラガラでゆっくり見て回ることができた。最大で30分あれば充分という規模。小道具がちゃんと皮で作られていて、凝っているなあ~と思いながら見学。写り込んでいるガニ股は私。

劇中で使用された小道具

岸辺露伴のデスクも再現されていた。これが本展示最大の目玉と思う。作業道具が置いてあって見るとわくわくする。よく見ると紙ファイルなどにも「ボツ」とか「平成四年…」とかラベリングされている。

岸辺露伴のデスクを再現したもの

順路全部関係なしに説明してしまうが、これがデザイン画。個人的にはこれが見られたのが嬉しかった。

デザイン画

人間を本にして読むシーンで使用されたもの。それぞれ人によって全く異なる体裁で紙や文字の雰囲気が違うのがとても楽しい。

劇中で使用された顔の本

実際に使用された台本もある。読めない用語(業界用語?)が入っている。

実際に使用された台本

クロマキー体験コーナーなるものがあり、岸辺露伴のデスクに自分が腰掛けているように撮影できるというものだ。何故かモニター下部にやっぺぇ10周年のお知らせがぶらさがっているが、これ岸辺露伴と全然関係ないよね。混乱したわ。ちゃんと祝ってもらえるように独自のコーナーを持たせてもらいなさい(10周年おめでとう)。

クロマキー体験コーナー。やっぺぇは無関係。

最後に、アンケートに回答してクリアファイルを獲得した。スマホから回答して、画面を受付に見せる形式。クリアファイルは最近流行りの小さめサイズ。アンケートは「NHKが本展覧会を主催したことによって、NHKへの印象がどう変わったか」など、視聴者の顔色をうかがうような設問が多かった。今回の番組と展示でさらにNHKを見直したので「褒めてつかわす」みたいな感じで解答した。

クリアファイル。アンケート回答でもらえる。

劇中で使用された衣装も展示されているが、ガラスに私の顔が映り込んでいたので割愛する。新作のジャンケン小僧の衣装なんかもすでに展示されている。

それにしても、最初は「岸辺露伴は動かない」を実写化して面白くなるのか不安であったが、とても興味深く見ることができた。とても気合を入れて作った番組なのだろうなと思った。入場無料だし年末年始のどこかで行ってみてね。仙台での展示は2023年1月9日(月・祝)まで。ごきげんよう~