ステキな4コマ

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時を稼ぐだけあって代償もデカい。書評その14「時を稼ぐ男」三崎 優太

私の読書メーターより

 

Kindle Unlimited対象(投稿日時点)。本を読む前は「この著者はお金のために炎上も厭わずなんでもやる系のイメージの人っぽいから、この本読んだらなんか不快な思いをするのでは…」と心配したが、それはあくまでも読む前のわたしの想像にすぎない。

実際に読んでみて上記のイメージに狂いはなかったが別に不快にもならなかった。「おお…こんなになっても人は死なないのか(畏怖)、これは大変な経験をされたんだなあ」となった。多くの人が前評判で悪いイメージを持っている本こそ同じ理由で二の足を踏んでいる人が多いかもしれない。読んだら差別化できるからこれからもいっぱい読んでいこう。

この本で特に印象に残ったことは、自分をコンテンツ化するには「ギャップを見せる」ことが効果的という話。トレースした行動は「生き金」の話。共感したのが、インスタントな逆境の話。

「ギャップを見せる」ことについては、「若手で財を成した経営者が逮捕されて転落する」というギャップは多くの人に魅力的なコンテンツとなるという話だった。Youtubeで転落の様子をとにかく開示することで、結果として応援してくれる人が増えたという。精神的なパンツ(見られたら恥ずかしい部分)をさらけ出すということなのだろう。パンツがでると面白いからきっと見ちゃうなあ私も。おそらく開示の度合いが高まって信頼関係が構築されたのだろうと感じる。

早速トレースした行動は「生き金」の話。3回ベローチェに行くなら高いカフェに1回行ってみようというのをやった。そこではPCとかもあまり開かずにひたすら手書きをしてみたりと行動も変えてみた。結果として非日常を十分に味わえて気分が変わった。なので同じインプットでも多くの観点から情報が得られそうと感じた。あと、ブログのネタにもなった。短期的にもよい影響があったから、長期的にもっといろいろよいことが起こるだろうと期待。

共感したのが、パチンコに負けてインスタントな逆境を作る理論。これは私にも心当たりがあった。だいたい精神の不調を伴うような思い体調不良があるときは、辛さに見合った良いことがある。ただ、いいことがある前に毎回こういう体調不良とか困るので、なんか筋トレとかして体を痛めつけておいたほうがいいのかな…と思ったり。

ところで、作者が読んで実践したという本「ゼロから始める! 4年で年商30億の通販長者になれるプロの戦略』(ダイヤモンド社刊)」はamazonで中古8,000円(投稿時点)になっていて私は鼻から青汁を吹き出した。ごきげんよう~