この本を読んで、自分が好きな「魔法少女まどか☆マギカ」がどうして面白かったか、ずっと調べたりしていたかのわかった気がする。考察をよぶ余白や適度な難解さがあるのが良いのだ。なんか最近のアニメなどのわかりやすい作品を作りすぎる傾向にあるモヤモヤの正体も思い当たった。
実はこの本については「聖書」とそれを取り巻く宗教というコミュニティがすごいのところ以外に強く印象に残ったワンポイントがあまりない。あまり感想が出てこないと言う事は、コミュニティについてはまだあまり関心を持ちきれていない・経験が薄いということかもしれない。同じ作者の別の本を持っているのでそちらをう一度読んでみようと思う。でも、「コミュニティのことはこの本に書いてあった」という風に参考先が一つ増えたことが大きな収穫だった。もちろんオーディブル対応(投稿時点)。