ごきげんよう!今回は、みさきまぐろきっぷで遠足(2名)に行ってきたので、その一部始終を報告ぞ。遠い・空いてる・変わってると三拍子揃えた爆裂観光穴場スポットが登場するぞ!
みさきまぐろきっぷとは
みさきまぐろきっぷは、京急の三崎口駅周辺で使える、運賃とイベントとお食事券が三位一体となった無敵の切符である。三位一体と言いながら3枚綴りでA通行券Bまぐろまんぷく券Cおもひで券となっており、肝心の三崎口を除く京急のすべての駅で発売している(三崎口に行くための切符だから仕方ないね)。
A通行券は購入駅以降で電車・指定のバスが乗り放題。Bまぐろまんぷく券は指定されたお店のまぐろメニューが1食タダ。Cおもひで券は水族館や船、アトラクションなどから好きなものが一回タダで経験できる。ちなみに私は品川からの購入で3,570円。三崎口の他に横須賀にも足を伸ばしたので元をとりまくっている。
出発
おやつを300円オーバーで購入。電車に乗って颯爽と京急・品川へ。券売機が混んでいたので、何故か空いている窓口で購入。係員さんが説明してくれるので窓口で良かった。
相棒と合流し、道中で追加おやつのミニたい焼きを購入し電車へ乗り込む。道中は海の見える景色や珍しい駅名などを楽しむ。
YRP野比は企業の研究所などがあるらしい。しかしリュックを背負った親子が明らかに運動しに行く格好で降りていったりもする謎駅である。
三崎マグロ駅
なんと駅の看板がこのようになっている。
大変ノリノリです感が出ていてこれは肝心のマグロも期待できるところ。ここから油壷マリンパークへ向かう。バスに乗るときは何もせず、降りるときにみさきまぐろきっぷを見せればよい。
バスからはキャベツなどが青々と実る畑と広い空が。実家周辺は米の畑しかなかったのでとても新鮮な景色だった。ちなみに飯田橋はビル畑で、新しいビルが元気に育っている。
油壺マリンパーク
今回のイチオシ最大最強爆裂スポット「油壷マリンパーク」である。ゆったりした空間で昭和の世界にタイムスリップできるのだ。
一見普通の水族館だが、中へ進むにつれてツッコミどころ(褒め言葉)が顕になってくる。受付ではなんとペット料金500円が設定されている。
受付の隅っこになぜかハンバーガーがあって可愛いので撮影した。ここでCおもひで券の効果を発動し、タダで入れる運びとなった。すごいぞみさきまぐろきっぷ!大好きなサメがチケットに印刷されていると思いきや...!?
まぐろでサメでワニという大変情報量の多い切符となった。これサメちゃんじゃないんだ。
早速園内に入ると「クリスマスキャロルが~♪」のBGM。しかしこれスーパーで流れているようなBGMである。そしてこの曲、建物屋上の町役場チックなスピーカーから流れている。
なんとここは、気仙沼リアスシャークミュージアムにもかつて存在した最強スポット「小ザメにさわれるプール」があるのだ!愛くるしい小ザメたち。体を逆なですると鮫肌を感じられる。私の白く美しい手にもご注目。
大人の鮫肌はどんなのかなあ...と思ったが、よく考えたらわさびおろしとして市販されているのがそれである。更に横を見れば、遊園地にありそうなパンダが!ここから昭和の香りが漂い始める。
なんだかパンダを殴って言うことを聞かせた感がある写真だ。
入り口で大騒ぎしたあと早速館内へ。サメの歯で写真撮影を終えたあとは、相模湾の沿岸魚類たちがお出向かえ。
魚が入れ替わったらメンテナンスの大変そうな設備である。強まる昭和のかほり。
そして見てもらいたいのは、塗装の禿げた水槽!そして案内の電飾。もうこれはたまらん!
コバンザメがいるのは珍しい気がする。
展示物として大変良く教育されているコバンザメはガラスに張り付いて吸盤?をよく見せてくれる。
そして、めだかの学校をイメージしたようなお魚の街の展示。これもたまらん!そして、キャベツをむさぼるウニたち。かわいい。
一通り館内を楽しんだあとは屋外へ。屋外の水槽に、今まで見たことのない展示のされ方をしたイルカが。
屋外のプールに思いっきり出てぐるぐる泳いでいる。これははじめて見た。そして表に出たところで話しておきたいのが、油壺マリンパークの景色の良さと空いている度合いだ。まず景色!
向こう岸まで見える。さらに、空いている度合いだが、これを見てもらいたい。
これは休日のお昼時の写真である。みさきまぐろきっぷはどこも混雑すると思っていたが、ここは聖域のようだ。素晴らしい。
ガラガラの道を進むと、すいぞくかん学園なるものが。一体何を教育してくれるのだろうか?ワクワクしながら入ると
誰もおらんのかい。このような楽しいツッコミどころもあり、油壷マリンパークは常に油断がならない。受付をするとワークショップに参加できるらしい。
昼食とショー(ネタバレあり)
水族館で水族館以外の要素でも興奮しっぱなしで腹が減った。さあお昼にしましょう(14:00)。
この売場の昭和感もたまらん。やはりここはとマグロ串カツを頼んだが、なんと売り切れ。売り切れるほどには人がちゃんと入っていたということである。そこで、揚げもちと横浜海軍カリーパンを頼む。ここで揚げてくれるので、アツアツを賞味できる。
揚げ餅の甘じょっぱい醤油加減が絶妙で、歌舞伎揚げのような癖になる味。カリーパンのカリーはご飯にかかっていても十分素晴らしいレベルであり、揚げたてパンの食感も最高であった。
昼食の後はショー。会場はまるで劇場のようになっており、幕が幾重にも垂れ下がっている。ちょうどゆったり座れる程度に満席である。
子供向けっぽい感じかなーと思いながら待っていたのだが、いざ開演すると...
着ぐるみかい!驚くまもなく、これがストーリー仕立てになっている事が発覚した。時は大航海時代。伝説の海賊になるために、偉大なる海賊の霊の出す3つの試練を乗り越えるというものである。着ぐるみは海賊船の船長さんなのだ。イルカたちがシンクロして技をこなすというところはオーソドックスなショーである。最後の3つめの試練で最大の見せ場、音楽演奏がある。この演奏、乗組員(飼育員さん)が伝説の海賊の霊に提案するという大変自然な流れで始まった。
アシカがピアノを弾き、イルカが歌を歌う。あとアシカは最後に腹筋もする!最後はお客さんから一人(大人)を指名してイルカをジャンプさせるというお約束も。最初のジャンプ指示は失敗してイルカのしっぽが顔を出し「ファンファンファ~ン」という昭和ずっこけ感あふれるファンファーレも。
芸達者な動物たちにとても楽しませてもらった。最初は子供向けかなーと思ったが、本当に子供向けだった。しかしそれは親しみやすいと言う側面であり、また芸のレベルが高いので大人もとても楽しめるであろう。私も大騒ぎした。
おまけにガチャポンを。なんとここ、サメの歯のガチャポン(300円)がある。お守りにして持ち歩いている。説明書にあると本物のサメの歯である。さらに、周りを取り囲んでいるのは「こーどの鳥さん」(200円)である。これが欲しかった。どこへ行っても見つからなかったが、ここにあった。本当に穴場である。ちなみに本命は左上の黒いくちばし「シマエナガ」ちゃん。
油壷マリンパークは以上である。昭和の世界にタイムスリップしたかのような感覚とゆったり見学できる広々として空いている園内は私にピッタリであった。
馬の背洞門~まぐろきっぷでお夕食
油壷マリンパークが終わり、馬の背洞門へ行ってきた。いわゆるインスタ映えスポットと呼べそうだ。穴の向こうからは波が押し寄せるのが見える。
景色撮影などを楽しんだが、階段を降りたり登ったりしなければならずすごく疲れた。岩場でポーズを撮ったりして足がガクガクである。これらの写真も足が震えている。
そんな私を癒すのは、まぐろきっぷでの楽しいお夕食である。三崎港には17時くらいについたので、バスも店も空いていてとても入りやすかった。
お店は「三崎館支店 香花」に決定。Bまぐろまんぷく券の効果を発動し、特選まぐろきっぷ丼を味わう。
今回、まぐろもさることながら、うにやいくらなどの海鮮も大変美味であり、丼ものとして調和が取れていた。うにやいくらは安価なものを食べると過剰な塩味を感じることがあるが、ちゃんと「うにです!」「いくらです!」の味が楽しめた。そしてもちろんまぐろも「まぐろです!」
横須賀中央
良い旅だった...本来ならここで記事が終わるところだが、なんと、ここから横須賀へ行くという暴挙に出る。当然日も沈んでいる。横須賀は軍事関係が充実しており、どぶ板通りとみかさ号を見学した。
商店街で自衛隊グッズショップを見て、元自衛隊のじーちゃん達におみやげと、実家にインスタ映え間違い無しの爆裂おみやげを買った。おみやげは年末年始渡す予定なのでお楽しみ。↓写真がどぶ板通り。ハンバーガーが大食いチャンピオンサイズ。なんとドルで買い物ができるらしい。
どぶ板通りはスカジャン発祥の地であるとか、バーの中は外国人しかいないとか、珍しいバーが多いなとか結構な情報量であった。自衛隊の迷彩ソフトクリームを次回食べてみたいところである。
横須賀のマスコットキャラのスカレー君である。スカレー君のカレーの上にカードみたいなのが乗っていて、裏返してみるとパチンコカードであった。今どきのパチンコってカードあるのか。パチンコやったことないから詳しくないが...。
おわりに
今回の旅は、遠い・空いてる・変わってると三拍子揃った爆裂観光スポット「油壷マリンパーク」を発掘でき、大変意義のある遠足となった。私は人混みが嫌いで、通勤電車も嫌で徒歩圏内に住む選択をするほどだが、油壷マリンパークの空き具合は素晴らしい!ゆったり見物できること請け合いである。帰るまでが遠足ということで、終電で無事に家についた。ごきげんよう~
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