ごきげんよう!ダンディである!
実は、通算100個目の記念すべき記事が昨日であったのだが、その大事なときに風邪をひいて休業するという大偉業を成し遂げたのである。
今回は、iPhoneのアプリの話。写真加工アプリ「Olli」で遊んだ話である。遊び方と、遊んで感じた利点も記載しているので、是非見てもらいたい。
今回は、更新100回記念ということで、この記事の最後では、私の美しい「真の姿」をお見せしよう!私の写真のおかげで本記事は、全記事で一番の美的水準を誇る記事となった。
遊ぶに至った経緯
母がこのアプリの存在をTwitterで知り、私に知らせてくれた。さすが数多くのBL作家をフォローする母親である。
私は最初「なにこのオイルみたいな名前のアプリ」と思っていたが、さらに有料であることを知って絶句した。しかし、240円も払えないようでは男らしくないし、大成できないと考え、勇気を出して購入したのである。
結果として、かなり面白く、10分でもとが取れたといって良い。私ももはや男の中の男の域に達した。そして、一晩で1,000円分は軽く遊んだ。
Olliとは
Olliはどのようなアプリかというと、手書きの絵風に写真を加工してくれるアプリである。なんと手書き風動画も作れるし、すでにあるライブラリの動画も加工できるようだ。
デスクの上を撮影するだけで、このような味のある写真が撮れるのだ。漫画を描いている人ならば、背景にも使えそうである。
操作方法
操作方法について説明しよう。
立ち上げるとこのような画面が出る。
見ての通りカメラ機能をもっており、画面下にCAPTURE、STYLES、LIBRARYというメニューがある。
STYLESでスタイル(加工フィルタ)を選び、CAPUTUREで撮影するという流れである。または、撮影済みの写真をLIBRARYで加工する。
このアプリはカメラ機能を持っているのだが、拡大縮小などがこの画面では行えない。なので、静止画の撮影時には予め写真を用意することを勧める。
※CAPTURE、STYLESは先程の説明で十分なため省略する。
次に、これはLIBRARYの画面である。
ここで、ライブラリの写真(つまり、予め用意された写真)の加工を行う。
画面上部に加工用のアイコンが5つある。
左右にスワイプすると先ほどのフィルタの種類(CEL、LUXなど)を変更できる。
下には保存・シェア用のボタンが4つ並んでいる。
画面上部に5つあるアイコンはそれぞれ明るさ(Brifhtness)、コントラスト(Contrast)、陰影(Shading)、細かさ(Detail)、線の太さ(Line Weight)を調整できる。
下部の4つ並んだボタンは次の通り。一番左のダウンロードボタンを押すと、今の状態の写真がカメラロールに保存される。次のボタンを押すと、インスタグラムが立ち上がり、投稿の準備を始める。さらに次のボタンを押すと、メッセージが立ち上がり、送信の準備を始める。一番右のボタンを押すと、共有する準備が始まる。
スタイル(加工フィルタ)
写真のフィルタは8種類(課金により追加可能。)
まずフィルタなしの写真。私の美しい手元とティーセットである。
そして、各フィルタである。
CEL(スタンダードと思われる。水彩画風。)
LUX(水彩画風で、画面端もぼやける。CELより青白くなる。)
POOL(水中のようなブルーの色合いになる。淡い、特に白いガラスなどに使用するときれいに仕上がる。)
SALT(白黒で構成され、輪郭線が浮かび上がる。これは漫画制作に応用できそうである。)
ECHO(CELのようであるが、陰影がなめらかになっていることが分かる。人間を写すのに向いているかも。)
METRO(ECHOと似ているがより色が鮮やかである。)
HEAT(赤・黄色主体で熱そうになる。)
GROUND(黒と赤茶で構成され、輪郭線は白で浮かび上がる。あまり使いみちが思い浮かばん。)
なんと素晴らしいことか、フィルターが使い分けに困るくらい入っているのである。
さまざまに加工して感じたことは、違う質感のものが多く入った写真だと加工映えするようである(服を着た人物写真、品数の多い料理の写真など)。風景や建物は、ものによっては加工映えしないが、SALTで加工すると輪郭線が撮れるので、そのまま漫画の背景にできそうである。
ダンディ写真館
ここからは、ダンディ様が撮影し、Olliで加工したたさまざまな写真を、Before/After形式でご覧いただこう。
Before
After(LUXで加工)
これはランチに食べた鴨肉のローストである。ダンディ様は赤身のお肉が大好きなのである。
肉や食べ物の赤さがひきたち、より美味しそうに見える。
そのままイラストとして使えるし、色塗りの参考にもなる。
正直、私の4コマよりこの写真が国立美術館入りする可能性のほうが高そうな出来栄えである。
Before
加工せずともBlogのネタになる逸品である。
上司がおみやげに「ペコちゃん焼き」を買ってきてくれたのだが、これがまた大変恐ろしい風貌で、真・女神転生に出てくる悪霊のようであった。味は甘さ控えめのマロンで美味。
After(POOLで加工)
どう見ても外道ブラックウーズである。(真・女神転生ネタにて失礼)
暗いものや色の濃いものはOlliでの加工には向いていない。
POOLは白いものに鮮やかな青を与えるので、雪景色などを早く撮影してみたいものである。
Before
After(SALTで加工)
どこぞの飯田橋である。
SALTで加工すると、建物などの輪郭を取ることができる。これをそのまま移植するなりなぞるなりすれば、私の美麗漫画にふさわしい背景が調達できるというわけである。Line Weight(線の太さ)などの設定と組み合わせて効果的に利用したい。
そして最後に、私の真の姿をお見せしよう(Afterのみ)。
なんと言ってもこのOlliというアプリ、この私が最高の仕上がりになるのがたまらない。このアプリに迫真の星5を与えた瞬間である。
それでは、私の真の姿をご覧に入れよう。
刮目!!
4コマ漫画の通りの雄々しい髪型、そして日々の鍛錬が生む見事なシックスパック、雪のような白い肌という、美の極致である。
人間を加工すると漫画のようになるようだ。
とりわけ私の場合は、例えるならばジャンプ漫画主人公の風格である。
(母曰く、「主人公の友人のお調子者」ポジションに見えるとのことであった。)
このとおりOlliについては一通り話したが、利点は様々にあった。
・SALT加工で輪郭をとることができる
・料理の写真をさらに美味しそうに撮ることができる
・写真を撮りに街中走り回るので良い運動になる
・Olliで加工された美麗写真が読者のもとに届けられて皆が喜ぶ
このように、大して写真が好きでもないのにスマホを持って飯田橋を走り回るほどにはパワーのあるアプリであった。
総じて240円を払う価値があったと言える。男の中の男のアプリだ。
ふだん写真を撮らないお友達こそ試してもらいたい!一緒に飯田橋を走り回ろうではないか!
それではまた、ごきげんよう!