ごきげんよう!ダンディである。
今日は、ちびまる子ちゃんの話。なぜそうなったかと言うと、下記のとおりである。
なぜこの記事を書いたか
先日手に入れたイヤホンの試し撃ちをしようと、手始めに、AmazonPrimeのちびまる子ちゃん第1期を視聴したのである。
「まるちゃん ブロマイドをなくす」という、どう見ても面白そうな予感のタイトルから視聴したところ、たいへん面白かったので、全世界に広めようという運びとなった。
私は、ちびまる子の真髄は「まる子がろくでもないことをしでかし、結果として自身に不幸が降りかかり、あげく母親に怒られる」系の話にあると考えている。
現在のテレビ放送ではほのぼの路線だが、第1期はこのような展開が目白押しで、ギャグの頻度とキレが素晴らしい。
件のストーリーについて
ストーリーは、お姉ちゃんが錦野旦のブロマイドを入手して、それを学校へこっそり持ち出したまる子が失くしてしまい、姉に気づかれないように必死で隠し通す話である。
テレビに錦野旦が出るや姉の意識をそらすためにチャンネルを変えたり歌を披露したりするまる子。
しかし変えた先のチャンネルがとても家族の夕飯で見るものではなかったり、披露した歌が山口百恵の「青い果実」で、母親から「その歌は人前で歌っちゃ駄目って言ったでしょ!」と怒られたりと散々な成果に終わるシーンが最高であった。
時間が経つにつれ不安にかられていくまる子と、ブロマイドを手に入れて上機嫌なお姉ちゃんの対比が美しく、芸術とさえ呼べる作品である。
衝撃のオチは2段構えになっているので、ぜひ視聴してもらいたい。Prime会員ならば義務教育レベルでおすすめである。
他の話も見てみると...
ちびまる子ちゃん第1期は、総じて面白い。この話以外でも、
・ナレーションが学校の鶏に対して「なんの面白みもない品種」と辛辣に紹介したり
・やむを得ない事情があるとはいえ花輪くんがズボンを脱いだり
・おじいちゃんが現在のテレビシリーズよりボケていたり
・さくら家はNHK受信料支払いをごまかしていたり
・「お父さんこのテレビ、バカになってたんだよ~」「バカはお前だ」
・「もう、グレてやる!」「まる子、グレたら見せに来いよ」
など、現在のTVシリーズとは違った味わいが楽しめる。コメディ好きのお友達は、見て損をすることは無いと言える。
注意すべきは、ゲリラ的にシリアスな話が混ざっている点である。離婚話が展開する「お父さんとお母さん けんかする」をうっかり見てしまった私。
第1期は演出が巧みで、コメディにかけてられいた全エネルギーがシリアスにかけられ、それをモロに浴びて具合を悪くしかけた。
お姉ちゃんが最後の最後まで泣かないところが、本当に涙を誘う作品であった。
総じて、ちびまる子ちゃんの第1期は楽しく、ブログ執筆のお供にもってこいである。先日のワイヤレスイヤホンを装着しながら楽しんでいる。
Prime会員のお友達はぜひ作業片手間にでも楽しんでもらいたい。
それではまた、ごきげんよう!