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【記事】ミュシャ展へ行こう

ごきげんよう!支配者のダンディである!先日、家族揃ってミュシャ展へ行ってきたので、それを報告しようと思う。

 

というのも、Twitterにあげたミュシャ展の戦利品が思いのほか見られているということがこの記事のきっかけになっている。最初、フォロワー6だから6人しかTwitterを見ていないと思っていたが、「インプレッション」という概念を知り、6人とは遥かに桁違いの者がツイッターを見ていることを知った。(この私の素晴らしいTwitterの閲覧者が6人だけというのも変だったので、納得した)

 

↓件のTwitter

 

中には「ダンディ様って素敵!でもフォローするのが緊張するわ...」という恥ずかしがり屋さんもいるだろう。そして、こっそり見ているムッツリスケベもいるだろう。というわけで、この度、恥ずかしがり屋のキミにも、スケベ野郎共にも、楽しんでもらえる記事を書いたので、ぜひ読んでもらいたい。ただし、展示のネタバレが少しあるぞ!

 

ミュシャについて

1939年生まれ、現在のチェコ出身。なんと男性である。私は、てっきり絵画にあるような美女が作者だと勝手に妄想していた。芸術は詳しくないので説明もあまりしないが、美女に定評がある。多くの絵画が、美女と模様(幾何学模様とも曼荼羅ともつかないような模様)で構成されている。また、髪の毛が独特の軌跡を描いていることも特徴。私も時代が同じであればミュシャのモデルになっていたことであろう。

 

展覧会の簡単な概要と流れ

旧代ゼミ

展覧会は宮城県仙台市東口、旧代々木ゼミナールで行われた。最近の仙台駅周辺は、ちょっと目を離した隙に発展するので、あるはずのものがなかったり、ないはずのものが出来上がっている。この私が見ていない隙に地下鉄まで開通していたのだから大したものである。

 

ミュシャ展入り口

いよいよ中に入ると展示の規模は約150点である。朝・昼・夕・夜を擬人化した美女の絵や春夏秋冬を擬人化したこれまた美女の絵などを堪能できる。さらに、男性を描いた作品も!大きいポスターもあり、ミュシャの描く人物が等身大で味わえる。会場や展示規模は小さかったが、おかげで疲れずに済んだ。

 展覧会の終わりに、展覧会のダイジェストのようなビデオを8分ほど見て終了となる。作品の復習と、読み飛ばした解説を補えるのでうれしい。そして最後に物販でお土産を購入する。自宅に帰っても余韻に浸れるので、これまたうれしい。

 

印象に残る作品解説

特に印象深かった作品3点を、私の美麗な模写にてご覧いただこう。著作権配慮と美麗さを合わせもつ画期的手段である。興味があれば、タイトルで検索して元ネタを見てみてほしい。

 

1.メディア

悲劇のポスターである。実物は2メートルほど。夫に裏切られたメディアが、2人の間にできた子を殺す話である。メディア

ミュシャの作品に、これほどダークな絵があるとは知らなかったので印象に残っている。当時はこの狂気ゆえ評価されなかったらしいが、現代では物販の缶バッジがバカ売れしている。

 

2.黄道十二宮

ミュシャと言えば、の作品。星座のモチーフが描かれている。

黄道十二宮

カレンダーとして作られたものである。ミュシャのカレンダーの多くは文字が読めないくらい小さいが、絵がきれいだからどうでもよくなったのであろうな

この模写もそうだが、広告や物販のグッズでは絵の下部が省略されている場合が多い。ぜひ展覧会でフルバージョンを堪能してもらいたい。

 

3.ロド

香水「ロド」の広告。

ロド

洗濯石鹸かと思いきや、どうやら服につける香水の宣伝である。女性の表情が気になって、印象に残った作品。女性が無表情とも退屈ともいえる顔で黙々と作業をしている。ミュシャの絵の女性は柔らかな表情でこちらを見つめるものが多いと感じていて、その対極にあたる作品であるように感じた。

 

展覧会を終えて

会場の規模は大きくないが、作品の密度が高く充実の展覧会であった。ざっくり見て45分、じっくり見て1時間~といったところだろうか。私は冷静かつ迅速に、空いているところからウロウロと見物するタイプである。当日も空いていたのでこの方法が取れた。

 見終わって充実感もあったが、私が早すぎたのか、家族を待つ時間が展示を見る時間と同等かそれ以上あった。土産袋を下げて、エレベーターを見つめた時間も長かった。

 

物販と戦利品

展覧会の余韻を家でも味わうべく、物販をのぞいた。最終的には写真の通りの戦利品を購入したが、他には缶バッジ、しおり、LEDライト付きルーペやTシャツにトートバッグ、大きいものでは傘などもあった。ファンでなくともうっとりするような美麗な土産品がそろっており、売り場で30分は悩むこと間違いなし。

 

では最後に、美しい部屋に飾られた美しい戦利品と解説を見て、お別れである!

ミュシャ展の戦利品

左上から

・ポストカード(お薬手帳カバーに挟むと、表紙がミュシャになるぞ!)

・本(説明あっさりめ、絵が多め。1つの絵に対して説明100文字程度、350ページ)

・チョコレートの缶(おいしい)

・ハンカチ3枚(絵が引き立つ素材で、毛羽立たない。水はあまり吸わない)

 

それではまた、ごきげんよう! 

 

リヒトラブ おくすり手帳ホルダー HM532

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アルフォンス・ミュシャの世界 -2つのおとぎの国への旅-

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