ステキな4コマ

毎日更新。映画感想と日記の日替わり(ネタバレあり)。

カメラの都合でジャッキーを止めるな!「メダリオン」

まずカメラワークが優れていないことがわかるのと演出が安っぽい。冒頭5分で見限ったわよ。ジャッキーが屋台でご飯食べてくると犬がすり寄ってくるシーンがあるだけど、前足でさわるとか鳴き声とかほんとに安っぽい演出だわ今どきこんなベタなことだれもしないわよ。少年と不思議なメダルが狙われてそれを追って悪いやつと警察が行くだけの映画なのよ。なんで少年がこんなとこにいるのとかも全然語られない。

メダリオン リマスター版

一番まずいカメラワークはよりによって戦闘シーンのジャッキー。コンテナのある場所でアクションしてカメラの前に来たあと立って静止するのよ、あろうことか。カメラの都合でジャッキーを止めるな!これはほんとにまずいことだと思うわ。この静止している間合いになにか意味があればまだ納得できるんだけど明らかに意味がないのよ。そんなに見たいかねジャッキーの直立姿。

間合いの取り扱いが最悪なので、コメディシーンがあるんだけど爆裂つまんない。おまけに視聴者に何も通じてないのよ。まわりがニヤニヤしながら見て「君たちひょっとして…」とかいうシーンがあるんだけど私なにも予期できてないから。お笑いとかタメとかのノウハウが何もない。作った映画ちゃんと他の人に見てもらったほうがいいわよこの監督。

脅しとかも安っぽくて、ゴミ箱に突っ込んで外から打撃を与えるだけで参っちゃうとかなのよ。大の大人がそんなわけないじゃん。展開に都合よく作られたシーンだからこんなことになっちゃうのよ。キャラクターもストーリーもなんのひねりもない。格闘シーンとかもどこの何が写っているのかわからないシーンがある。

メダルのおかげでジャッキーが生き返って不死身になってあらゆるものをふっとばす超人になるんだけど、この設定も全然生きてこない。CGの使い所が増えただけだわ。むしろジャッキーが不死身になったらスタント意味なくなるじゃんか。最後なんかメダル投げて勝ってたわよ(雑)。もうNGシーン集すら見る気力がないわ。

これはひどい!もうダメな映画(★☆☆☆)で確定ね。 この映画を見てわかったのは、ジャッキーのキャリアに傷がついたってことだわ。ごきげんよう~

↓お口直しは香港国際警察かしらね

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監督が寝てないなら納得の出来「108時間」

断眠して108時間、寝ないで劇を覚える、その姿を一般公開するという試みらしい。たしかドキュメンタリーでもあったかな。ところがもう…どこから怒ったらいいかって感じの出来の映画だったわね。

108時間

まずスリラーをやりたかったと思われる演出の間が長すぎる。文字通り間延びした映画だわね。スリラーもびっくり系で、作品の格はもう地に落ちてるわ。なんか吹替だったんだけど翻訳もセンスないというかやる気ないというか全然目を引かない。世界まる見えTVの再現VTRのレベル。

で、劇を覚えるんだけど、そこで指導をするババアがいて、ババアの恐ろしさを描きたいのか、演じる劇の脚本の真実を描きたいのか、108時間の不眠を描きたいのかがわからないのよ。あと、寝てない割にはみんな眠くなさそうだし演技指導もダメなのね。もうこのへんで控えめに言って大便レベルなんだけど我慢してもう少し見たのよ。まだ残り1時間もある。

なんか昔使ってた立派な建物に合宿して劇を覚えてるんだけど、どいつが何時間寝てないのかもわからない。寝てないから発狂するんだけど、その発狂も品質が低い。現実かどうかわからないように誤魔化してCGで演出してるのは逃げだわよね。不眠由来の発狂だという演出もできていないのよ。「ここで一体何してるんだろう」はこっちのセリフだわ。

あとなんか図面が重要そうに登場するんだけど図面が出たから何なんだよ!出すなこんなもん!間合いを計ってハアハアしている時間も長い。そんで、このへんでもう視聴中止したわ。今までどんなクソ映画でも飛ばしながらも最後までは見たのよ。でも、まだ30分も残ってんのよ映画。もう無理だわ。

総じて、監督が108時間寝てないってんなら納得できる出来だったわね。こんなひどい映画見たことがないわ。これで監督務まるんだったら私がやってあげようかって感じよ。こんなの流通させんな!もうこれはダメな映画の下の下、視聴不能(☆☆☆☆)だわね。この映画のせいでほかのダメな映画郡が相対的に良いみたいになってしまうわ。私のブログの評価体系が崩れていく…。どんだけ迷惑な映画なんだよほんとに。ごきげんよう~

↓相対的にマシとなったクソ映画

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繁華街が頑張ってただけ「ザ・ソウルメイト」

韓国映画ね。料理つくりながら見始めたのよ。それでまあ普通のドラマみたいなカメラワークだなと言う印象。部屋の中の登場人物全員を映してるのが特にドラマっぽい。

ザ・ソウルメイト (字幕版)

この映画も怪しいものを「怪しい」と言っちゃうタイプなのよね。わかりやすく作られてるのはいいんだけど、物語の進みが芳しくない。40分経過してようやく話が動き出すのよ。

柔道経営者の男(館長)がいて、ある警察と犬猿の仲なのね。館長が警察に文句言おうと思って立体駐車場に入ったら、事件の目撃者になってしまう。警察の方はもう死にかけて幽体離脱してるのよ。そこに恋人が現れて病院で悲しそうにしてるんだけど、そんな丁寧に設計されてない登場人物の恋人とか掘り下げられてもね…(無慈悲)。

そう、この映画はドラマなのにキャラクターが薄いのが問題なのよ。柔道経営者とか警察とか悪役っていう属性しかない。こうなったら物語がよっぽど楽しくないといけないんだけどなんの工夫もない。強いて言えば繁華街の背景が良いくらいだけどこれ繁華街が頑張ってるだけだからこの映画にプラスにならないわよね。

幽体離脱した警察が館長にだけ見えるんだけど、それもなぜなのか説明がない。説明がなくても許されるのはパワーのある映画だけよ。仕方ないからこのまま御飯作りながら見るんだけど面白くなる気配が一向にないのよ。

最終的には2人で力を合わせて事件を解決するんだけど、ドラマとしても恋愛としてもゴーストものとしても中途半端なのがこの作品をさらにしょーもなくしているわ。この3つすべて上回っている映画がゴースト/ニューヨークの幻(良作判定)だから、これを見て勉強しなさいって感じだわ。

有名俳優を起用した時点で力尽きてるのかって感じだわ。仮にこの映画が15分だったら面白いわよ。それくらい内容がスカスカなのよね。しかも変なツッコミどころもないからこういう映画が一番困るのよ。物語で助けた人が実は娘の手術を担当してくれる医師だったとかそういう都合の良い設定も感動を呼ぶどころか安易に感じられる。これはダメな映画(★☆☆☆)だわね。ほんとこういう映画勘弁してほしいわ。ごきげんよう~

↓引き合いに出された映画

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30分我慢すれば面白い「パッセンジャー」

冬眠状態で他の惑星に旅している乗客があろうことかあと残り90年もある道のりところで起こされてしまう。このままでは船の中で寿命をまっとうすることになるのね。どうやら故障らしい。正直最初はカメラワークが普通以下だなと思ったのよ。見せるものを絞れていない。さらに主人公の焦燥・孤独が演出されていないのよ。

パッセンジャー

ただ一方でプロットが良いことも確か。1年孤独に過ごしたあと旅の道連れにオーロラという女性を冬眠から強制的にわざと起こしたのね(ただし自分が起こしたことは内緒)。女性が目覚めるシーンもこの宇宙船に2人目の生きた人間が登場するには盛り上げ不足かなと思った。ここからロマンスが始まるんだけど、ロマンスになったらとたんにカメラと演出が良くなったのよ。この監督はロマンスの監督なわけね、スリラーとかは得意じゃないんだわ。

宇宙船のセットとかは特に文句ないし、1年以上ここで過ごすだけの規模感を感じさせるものになっているわ。そんなわけで女性が増えていい感じになる。宇宙空間に放り出される出口で死を考えたこともあったが、そこに二人で宇宙服を着て出かけるというロマンあふれる展開に。自殺を検討した場所がファーストキスというロマンスの場所になるのも恋愛としてのカタルシスがあっていいわね。

彼女の誕生日のお祝いの日に、無理やり冬眠から起こしたことがバレるのよね。つまり宇宙船の中で死ねって言うようなもんだから殴られる(そりゃそうだ)。この死との駆け引きがあるから恋愛が軽くない、しかし流れがシンプルだから見やすいのもあるわ。

そんな中、新たにスタッフが冬眠から目覚める。宇宙船の深刻なダメージも露呈する。しかし機械の故障で余命僅かな肉体となってしまったのね。IDを引き継いで2人でなんとかするしかない。宇宙船に穴が空いていたり、融合炉がおかしくなっているから外から開けて…とかなんか危険なことやってるのよ(雑)。宇宙の描写はそこそこちゃんとしてて、アルマゲドン(良策判定)みたいなガバガバ宇宙ではなかったわ。

融合炉でダメージを受けて宇宙に投げ出される寸前で主人公をオーロラが救助し、蘇生ポッドに入れる。蘇生は成功し、おまけにこのポッドに再冬眠機能があることが発覚。オーロラをポッドに入れようとしたんだが、2人で生きていくことを決意、乗客が90年後に冬眠から目覚めるときに機内は植物でいっぱいになっていて二人の生活の様子が明らかになって終了よ。

最初の30分、男が一人でいるところは退屈だったんだけど、オーロラが目覚めてからはプロットと演出が噛み合っていて、良作(★★★☆)といえるわね。宇宙船の中という限られた舞台なんだけど、それも感じさせず満足感があったわ。途中で視聴をやめなくてよかったわ。ごきげんよう~

↓引き合いに出されたガバガバ宇宙

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LE SSERAFIM VR CONCERT : INVITATION 参戦レポ

今日はK-POPアイドルLE SSERAFIMのVRコンサートなのよ。会社の同僚と歌舞伎町の109シネマに集まる。ところがまずローソンでチケットの発券をしなければならないことが発覚し、ローソンへ向かう。

ローソンのLoppi(チケットマシン)からチケットを発行するんだけど、私の分もまとめて取ってもらっていたからLoppiの横で待ってたのね。受付番号と電話番号を入れるとあとはチケットが出る流れよ。

そしたら入力した電話番号が一致しない。最初から入力しなおしたり、可能性があるものを10通り以上試しても違う。そこで同僚はとうとうノートパソコンを取り出してカチャカチャしはじめる。側から見たら完全に怪しい客だわ大人が2人してLoppiの前に張り付いて。結局メールを掘り返すも電話番号が出てこない上にキーボードの5が効かないから申し込み時に5が抜けたのかとか散々試す。

困り果ててた時にメールの中に「QRコードを表示」を見つけたのよ。クリックしたらQRコードが出たから「これだ!」って言ってノートパソコンをLoppiにガバっと被せたのね。そしたらQRコードをちゃんと読み取って発券レシートが出てきたわ。いやーもうコンビニに20分も滞在したの初めてだわ。完全に怪しい客だよLoppiハッキングしてるのかって感じだったわね。ここまででLE SSERAFIM一秒も出てないから。

さて会場に戻る。入り口からしてかなりリッチな感じで、ここには3000YEN以上する高価なシートのシアターがあるらしい。入場するとやや広いラウンジがあって飲み物が買えるけど入場までに飲み切らないといけない(精密機器を扱うので)。コーラにはレモンが入ってておしゃれだったわ。

お手洗いを済ませてシアターに入るんだけど、座席の間隔がかなり広くてゆったりしていて、隣が気にならないのがとても良いポイントだわ。係員の指示でゴーグルをかぶる。みんな並んでゴーグル被ってるから真・女神転生2のアルカディア(電脳世界上だけの理想郷)みたいな感じになってて笑いが込み上げる。今回私ら2人とも大ファンじゃないんだけどVRコンサートを体感したいからという絶妙な立ち位置で臨む。メンバーの名前もまだ覚えとらん。

そしてプログラムスタート。自分1人のエレベーターにLE SSERAFIMが乗ってくる演出。エレベーターの中で1人を選ぶことができて、曲の終わりなどにその子だけの特別な演出が見られるんだけど、偶然選んだのが以前のファンミーティングの時に一番ダンスが上手いと評価したYUNJINだったと発覚。

メンバーに近づけるのかなかと思って身を乗り出すが近さは固定でダメだったわ。まあそらそうか。左右は見渡せるが全体的に近いから見回すのはちょっと大変。メンバーが自己紹介して、たとえばSAKURAって子がいるのよ。ショートカットのこの子がSAKURAねって覚えるじゃんか。次のシーンでダンス始まると髪伸びてんのね全員。まあゆくゆく覚えていければ良いでしょう。

VRということで今回期待したのはもちろん背景など演出面。現実にはありえない物理法則や危険な場所などが展開されるのではと期待。個人的に一番良かったのは一番最初のパスタの歌ね。巨大なキッチンのまな板の上で踊るというもの。セットは頑張れば現実でも作れなくはないけど大きさ距離感巨大な手の演出など、現実にありえない大きさの対比でいちばんロマンがあったわ。

ダンス中のカメラワークは基本的にセンターにいるメンバーの胸から上を映すもので、足元の動きや他のメンバーの動きはを見るには首を動かさなきゃいけない。ファンミーティングのカメラワークも良かったけど、VRライブは映すものの目的が違うのね。とにかく近い真正面のセンターという特等席で観覧するという。衣装のディテールやメンバーの表情が見られたのが素晴らしいポイント。

背景に目がいくことをあまり想定していないカメラワークなのもあるだろうけど、特に幾何学系やファンタジー系の背景はもう少し気合を入れたものも見たかったなという印象。現実世界に近い背景はそれなりに没入感と見応えがあるわ。あと、寝転がる5人を上から写す、MVでしかないようなカメラワークが見られたのは特に画期的だと思ったわね。これはVRならではね。

メンバーのハイライトはやはりYUNJIN。一番背が高く、身長だけの問題でなくダンスが一番目立つ(うまい)。表情の使い方も巧みで、他のメンバーの目の開き方が5段階あるとしたら彼女だけ10段階あるくらい違う。歌も上手い。彼女がLE SSERAFIMのパフォーマンスの品質をリードし、担保していることが素人目にもよくわかる。アップで見た甲斐があったわ。

カメラは基本的にワンテイクで撮り切る形なので難しいんだろうけど、動きの少ない座って歌う歌の時には正面からだけではなく隣に座って歌ってくれる演出があったらファンは嬉しいんじゃなかろうかと感じた。今後の進化に期待。

全体的な時間は約60分と短いが、重さと締め付けのあるヘッドデバイスを頭にかぶって見るのだとしたら仕方ない時間かな。結果として、メンバーの名前を覚えてないような状態で行っても満足できるわ。やはり画期的なのよね。これからますますよくなっていくことも期待できるわ。5,000YENで1時間だから、ライブを見るよりも時間あたりは安いということもあって、チャンスがあればぜひ行ってみることをお勧めするわ。ごきげんよう〜

撮影スポットにて

↓ファンミーティング参戦レポ

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顔のせいにできないけど顔の話「顔を捨てた男」

OPの時点で演出がいいことを悟り、期待値が高まるわ。特徴的な顔を持つ男の話なんだけど、テーマ曲(しょぼくれ感と不穏さがある)と共にこの顔の医学的データのようなものが映し出されるのよね。これがこの顔がもう動かしようがないという事実として重くのしかかるわ。

顔を捨てた男

特徴的な顔で大変な思いをして生きてきたであろうことが伝わり、今の生活の冴えなさも巧みなしょぼくれ演出で引き立てるわ。個人的ハイライトは主人公エドワードの枕。3つある枕のカバーの柄がそれぞれ違うんだけどどれもしょぼくれてるのよ。色褪せたブルーのストライプとか。家具とか小物もこれだけ拘ってるんだというのが伝わるし、ちゃんと登場人物の印象として感じられるわ。

前半の見せ場は医療のシーン。ものが溢れてる生活とは違うカメラワークでメリハリと緊張感を持たせているのがわかるわ。薬で顔を治すことができるというのよ。徐々に顔の皮膚が剥がれ落ちるスリラー演出は肝心のところは鈍いガラス反射でぼかすなど、わかっている演出が光る。

顔が変わったことによるカタルシスも、外出して街を徘徊する後ろ姿の切り替えの速さで伝わるわ。今までのエドワードは死んだことにして、ガイという偽名で暮らす。以前交流があって心を寄せてた隣人(脚本家)を見かけてついていくと、「エドワード」という劇のオーディションをしているので飛び入り参加する。

役も手に入れて隣人とも仲良くなって順風満帆かと思いきや、隣人の知らない方が幸せだった一面を知ったりするのよね。プレゼントの扱いがぞんざいだったり。挙句、過去の自分と同じような特徴的な顔のオズワルドという男が現れる。

「エドワード」は今までの人生そのものだったはずが、オズワルドに役も奪われてどんどん劇の内容も書き変わっていく。エドワードはお情けで心象風景的にイケメンになったエドワードみたいな設定で首の皮一枚で残される。顔が変わったらエドワードじゃないなど話し合う哲学も展開されて物語とつながりがあるからスッと入ってくるわ。

最終的に、オズワルドというカリスマ男(しかも性格も良い)に隣人もアイデンティティも全てを奪われて、しょぼくれ時代よりも絶望することとなる。最後は舞台を台無しにした挙句自業自得で怪我をして、暴力沙汰で服役、出所した後にはオズワルド夫婦は引っ越すというがカルトの気配がして不穏。そしてエドワードはこの後どう出るのか…でENDよ。

前半のしょぼくれと後半のオズワルドのカリスマでメリハリが効いている映画だったわ。演出面でも文句なしよ。あとで調べて、オズワルドは本当にその役者さんの顔だというのもびっくり(失礼ながら)。この役者を起用するためにあり、テーマも唯一無二、噛み合っている映画だわね。

これでテンポがもう少しだけ早ければ私好みの傑作だったわね。でもこの映画らしいテンポはこれかなとも思う。もはや好みの問題だわ。これは良作(★★★☆)かつ怪作だわ。なかなか同じような映画は作れないでしょうね。とても満足してるわ。映画好きな人が1人で見るのには断然おすすめね。ごきげんよう〜

わかりやすさも演出のうち!「レイヤー・ケーキ」

コカインなどを取引して成功し、若くして引退しようと考えている男の物語よ。カメラワークが良さそうで期待値が高まったわ。

レイヤー・ケーキ

引退しようとしたら面倒な仕事を依頼される話なのよね。変な薬(盗品)を処分してくれだとか、娘を探してほしいだとか。それがどんどん面倒になっていく。ただ、面倒になるのはいいんだけど、人間関係も合わせて覚えなきゃならないから大変だったわ。

アイロンで拷問するとか、目新しい描写もあってそこそこ楽しんだわ。しかし、依頼聞いたり人間関係が描写されたりで、ようやく主人公が動き出したのが30分くらいなのよね。もうちょっと動きがあってもいいんじゃないかなって思ったわ。

そして、話が進むに連れ思ったのが人間関係が複雑すぎて誰が誰だかわからなくなってきたのよね。あとから発覚する事実とか時系列がどうなのかわからない出来事とかがあるし、登場人物もそんなに見た目の特徴があるわけではない。

個人的ハイライトは、あれだけ銃は嫌いだ殺しはやらないと言った主人公が銃を手にしたあとのシーンね。翌朝のベッドで上からのカメラワークなのよ。隣の枕に銃が乗っていて、主人公がベッドの端に向かって寝返りをうって布団とかが橋に引き寄せられていって銃の存在が際立つのよね。

AとBの2人から薬を売って欲しいみたいに言われて在庫も限られてんのになんとかしたんだけど、どうなんとかしたのかがわからないのよ。なんかちょっとスタイリッシュすぎるのかわからないわ。でもここがわからないとか致命的よね。

あげく、なんか取引できたんだけど難癖つけられて代金は無しみたいになっちゃうのよ。かろうじて結果はわかったんだけどちょっと大人のやり取りすぎて私ついていくのがやっとだわ。

終わり方のところで、なんか工場(しかもなんの工場かわからない)をのっとった?みたいな描写があるんだけど、これが何を示しているのかがよくわからないのよ。立場が好転する何かがあったんでしょうけど工場をどうしたのよ!こんなに演出がいい映画ならそういうところもちゃんと追わせてよねって思うわ。

成功を収めたかと思いきや最後でどっかの男に撃たれて死んじゃう終わり方も無情で良い。だけど、主人公に思い入れがないから無情さが引き立たないのよね。キャラクターが薄くても成立する無情映画は7500(傑作判定)が秀逸だったわ。主人公の名前が一度も明かされていなかったというギミックも良い。でも、話が追えないから台無しになっちゃったのよね。

そんなわけでこれは普通の映画(★★☆☆)ね。演出がいい…とはいえ、登場人物が追えることも演出の範疇よね。ごきげんよう~

↓傑作無情映画7500

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タリーズのチョコケーキの見た目問題

ジョブチューンでタリーズコーヒーのカフェスイーツを職人がジャッジしてたのよ。そん中でシナモンロールは中央がとがってるだとか、ティラミスはチョコパウダーじゃなくてココアパウダーだとか私の知らない暗黙の了解が次々と職人によって指摘されたわ。私が好きじゃない甘い菓子に課されている暗黙ルールって結構たくさんあるのね。

そんな中、チョコレートのケーキが満場一致で合格してたのよ。言っちゃ悪いけどこのケーキそんなに美味しそうに見えなくて買ったことなかったのよね。チョコケーキってフォンダンショコラみたいな濃厚なやつとか、チョココーティングされたテリテリなやつが好きなのよ私。なのでこのケーキは明らかに守備範囲外。でも職人が満場一致って言うなら買ってみるわ。

問題のチョコケーキ(お供はブラッドオレンジジュース)

見た目だけ見たらこれバイキングとかにあるお子様チョコケーキみたいなデザインじゃんか(過激派)。ケーキの最初の一口って見た目じゃんか。これはセンスの問題なのよ。見た目にリソースを投入したことがない味本位一点主義姿勢を窺わせるわ。ある意味この見た目でうまいというのは逆に興味をそそるわ。

食べてみると、チョコのクリームはきめ細かくなめらかで、色の濃い部分は見た目はパサパサみたいな印象と思いきやしっとりしていて重くない絶妙な具合。バランスが取れていてかなり食感がいいのね。クリームは食感も相まって生チョコのような濃厚な味になる。だから見た目と違うのよ味がやっぱり。クリームで甘ったるたるにならないようにややビターな濃い色の層でバランスをとってるのね。食感とかも計算してクリームの重ね方とか層のつくり方は他のケーキでもすごく良く研究してたからそこが味に結びついている形なのね。

ただ、見た目と味が違うから手放しに「うまい」って言っていいもんなのか頭の中が混乱するわ。なんでケーキ食べに来て惑わされにゃならんのだ。このチョコケーキは全体的にもっとダークな色合いだったら味のイメージに合うのよ。やはりクリームの色が子供っぽい気がする。

見た目は購買意欲そのものを左右するだけでなく次の一口への意欲もコントロールするものだわ。もっと見た目にこだわったらこれスタバにも勝てるんじゃないかしら。でも価格が上がっちゃうか…。でもレジ横にあったくるくるのクッキー(もしかしてこれ終売した!?ショック)みたいにかわいいのもあるから絶対あと少しのリソース配分な気がするんだよなあ…。やはり見た目って大事だわよ。ごきげんよう〜

↓私はティラミスが嫌いなのよ

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